こんにちは、ほっしーです。
今日は久々の小ネタ集という事で、トラスロッドのお話しです。
そもそも、トラスロッドって何ってところからです。
ほとんどのギターのネックは木で作られているため、
気温や湿度の影響により、ネックが反ることがあります。
簡単に言うと、それを矯正するためにネックの内部に埋められている金属製の棒です。
ネックが写真のように真っ直ぐな状態ではなく反っている時に調整をします。
ここで・・・。
そもそも反っている状態が分からないって方もいると思います。
簡単な見分け方をご説明します。
ギターのチューニングを合わせた状態で1フレットと最終フレットを押さえ、
12フレット付近を叩いてみて、ごく僅かな隙間があれば理想的な状態といえます。
目視で明らかに隙間がある場合は順反り、
全く隙間がなければ逆反りとなっている可能性があります。
順反りの場合はロットを時計回りに締めます。
逆反りの場合はロットを反時計回りに緩めます。
ただ、一気に回すのではなく、
4分の1回転ほど回し、状態を見ながら調整を繰り返します。
六角レンチやドライバーで回すもの等がありますので
適切な工具を使用してください。
ここで、最も重要なポイントです!!
少し回してみて、うっ??
何か固くて回らないとか妙に緩いなーって思ったらそれ以上はやめてください。
固い場合、無理矢理回してしまうとどうなるか・・・。
最悪の場合、内部でトラスロッドが折れます・・・(´・_・`)
そこまでいっちゃうともう重症の大手術です・・・。
専門店でないとまずは直せません。
状況によりますが、修理代金は5万前後くらいはかかると思います。
私自身、過去に2度ほどトラスロッドを折った事があります。。。
その瞬間、ジャンク品発生です・・・。
皆さんも、ちょっとあれって思ったらそれ以上触らないでくださいね。。。
調整に自信の無い方も、触れない方がいい場合もあります。
そんな感じで今日の小ネタ集でしたー(^_-)-☆
今日もご覧いただきありがとうございます。
さあ、元楽器屋店長ほっしーは今何位??
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